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築数百年の古民家、南里邸で歴史探訪

江戸時代に建てられた立派なお家が、時を経て見事に修復されました。
佐賀市内でも最古の町家建造物、南里邸をご紹介します。

古民家とは?

戦前より前の伝統的な建築様式で建てられた家を「古民家」と呼びます。
建てられた時代によって、屋根の材料や間取りが異なります。
日本では昔から木材が豊富だったこともあり、ほとんどの家屋が木で作られているのも大きな特徴です。

外観
南里邸は佐賀市柳町にある、市内最古の町家建造物です。
江戸時代後期に完成した家屋だとされています。
当時のこの通りは、商売人が建てた大きな家が多かったようです。
その中でも南里邸は立派な家だったのでしょうね。

暖簾
木製のドアは引き戸になっています。
左右にスライドさせて開け閉めすることができます。

室内
入り口から入ってすぐには、地面より少し高い木製の床があります。
通りからも商いをしている様子が見えやすい作りになっているそうです。

入口付近
奥には畳や、木の引き戸が続いています。

らんま
障子と呼ばれるドアの上には、このように立派な彫刻も施してありました。

床の間 掛け軸
これは床の間と言って、四季に合わせたお花や家宝の掛け軸を飾るスペースです。

階段
これは昔ながらの階段です。梯子が斜めになったような構造です。

屋根裏
二階に上ると、たくさんの柱も間近に見ることができます。
家を支えるとても大事な支柱で、樹齢数百年と言われるほどの大きな木が使われています。
この支柱がしっかりしているおかげで、数百年経った今でも壊れることなくしっかりと残っているそうです。

2階へ

階段は急ですので、降りる時には注意してゆっくり降りてくださいね。

屋根の上まで育った松の盆栽

屋根の上 松の木
2階からの眺めです。
中庭に松が植えてあるのかな、と思っていましたが・・・

中庭に行ってみると、びっくり。
松の根本

盆栽

とても大きな盆栽でした。
石で作られた土台に植えてある松の木が、あの高さにまで育ってます。

瓦
枝の曲がり具合も趣がありますね。

いらかの波
通りの裏側からの眺めです。
複雑に入り組んだ構造を俯瞰することができました。

間取りやフローリングなどが欧米風に変化してきた現在では、古民家を貴重な建物として、復元したり保護したりする動きが見られています。
この南里邸も、いまの持ち主が蘇らせたいという強い気持ちのもと、修復されたものです。

数百年経ってもしっかりしている家の造りと、歴史あるものを大事にしている人々の合作とも言える南里邸に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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